スプラタスト(アイピーディ)の効果、副作用、その他の特徴について詳しく解説

スプラタスト(アイピーディ)の効果、副作用、その他の特徴

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スプラタスト(アイピーディ)は気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の治療に用いられる抗アレルギー薬です。(アイピーディドライシロップ5%は気管支喘息にのみ適応あり)
飲み薬の種類は成人用のカプセルの他、子供でも飲みやすいドライシロップがあります。
ここではこのスプラタスト(アイピーディ)の効果、副作用、その他の特徴について詳しく紹介します。

スプラタスト(アイピーディ)の効果

スプラタスト(アイピーディ)はTh2サイトカイン阻害薬という種類の薬です。
Th2とはヘルパーT細胞という免疫細胞の一種です。
このTh2はIL−4(インターロイキン−4)、IL−5(インターロイキン−5)、IL−6(インターロイキン−6)といったサイトカインを放出します。

 

サイトカインとは免疫細胞が発信する信号のようなもので、このサイトカインを通じて他の細胞と連絡を取り、体に炎症やアレルギー反応を引き起こすように促したりします。
Th2が放出するIL−4、IL−5、IL−6といったサイトカインは炎症、アレルギーを引き起こすために重要な役割を果たすサイトカインです

 

つまり、Th2サイトカインの働きを阻害するスプラタスト(アイピーディ)は炎症、アレルギー反応を抑えるために有効な薬なのです。

 

スプラタスト(アイピーディ)の働きによって、特に炎症組織での好酸球の減少が見られます。
好酸球は炎症やアレルギーが起こっている組織に動員される免疫細胞の一種で、この働きによって慢性的な炎症が引き起こされます。
鼻粘膜や気管支の壁の肥厚はこの好酸球の働きによるところが大きいです。
つまり鼻粘膜の肥厚に伴う鼻閉(鼻づまり)症状、気管支の壁の肥厚に伴う気管支喘息の症状に特に有効な薬と言えます。

 

スプラタスト(アイピーディ)の特徴

副作用の起こりにくい抗アレルギー薬

スプラタスト(アイピーディ)はアレルギー性疾患に使用される薬の中では比較的副作用が起こりにくい薬です。
アレルギー疾患の治療の主軸となっている抗ヒスタミン薬は眠気、口渇、けいれん誘発といった副作用が起こることがありますが、スプラタスト(アイピーディ)は異なる作用メカニズムで作用するのでこういった副作用は起こりにくいでし、他の副作用が起こる頻度も抗ヒスタミン薬より少ないです。

 

すでに起こっている症状を早く改善する薬ではない

スプラタスト(アイピーディ)はすでに起こっているアレルギー症状を早く改善する薬ではありません
スプラタストはアレルギー反応の一連の流れの中で比較的初期段階に作用する薬です。
このためすぐに症状を止めることはできないのです。

 

例えるなら、川の流れのようなものです。
スプラタストは川の上流の水をせき止めるダムのようなものです。
川の上流の水をせき止めたところで、すでにそのダムを通過している水は川の下流へと流れていきます。
これと同じようにスプラタストでアレルギーの初期段階を抑えたところで、すでにアレルギー反応を起こす過程が進行していれば、そのアレルギー反応を止めることはできないのです。

 

スプラタスト(アイピーディ)を服用できない人

過去にスプラタスト(アイピーディ)を使用して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方は、スプラタスト(アイピーディ)を使用することができません。
過去にスプラタスト(アイピーディ)を使用して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方は、再度スプラタスト(アイピーディ)を使用した際にも過敏症(薬物アレルギー)を起こす確率が高くなります。
過敏症(薬物アレルギー)は重篤になると、血圧低下や意識消失を伴い死に至ることもあります。
そういったリスクを避けるためにも、過去にスプラタスト(アイピーディ)を使用して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方は、スプラタスト(アイピーディ)を使用することができないこととされているのです。

 

スプラタスト(アイピーディ)の用法用量

アイピーディドライシロップ5%の場合

通常、小児は1回に体重1kgあたりアイピーディドライシロップ5%を0.06g服用します。
これを1日2回朝夕食後に服用します。
ただし、1日の服用量は6gまでとされています。

 

スプラタスト(アイピーディ)カプセルの場合

通常、成人は、1回にスプラタスト(アイピーディ)カプセル50mgを2カプセル、またはスプラタスト(アイピーディ)カプセル100mgを1カプセル服用します。
これを1日3回毎食後に服用します。

 

スプラタスト(アイピーディ)と他の薬との飲み合わせ

スプラタスト(アイピーディ)は一緒に服用してはいけない薬はありません
作用メカニズムが類似する薬もないため、併用薬との飲み合わせについて注意する必要はないでしょう。

 

アイピーディドライシロップ5%の味は?

アイピーディドライシロップ5%の味はイチゴ味です。
甘い薬で、比較的飲みやすい薬と言えます

 

スプラタスト(アイピーディ)は熱い飲み物で服用しない

スプラタスト(アイピーディ)を服用する際に熱い飲み物で服用すると、薬の影響で胃から口へ硫黄のようなにおいが上がってきます
口臭の原因となることから、熱い飲み物で服用するのは控え、人肌よりも冷たい飲み物で服用するようにしましょう。

 

スプラタスト(アイピーディ)服用中に起こる副作用

スプラタスト(アイピーディ)は副作用が起こりにくい薬です。
成人を対象とした副作用の調査では、服用した患者の3.6%に副作用が起こりました。
これは副作用の頻度としては比較的低いです。

 

その数少ない副作用の中で代表的なものを挙げるとすれば以下のものが挙げられます。

 

肝機能障害、黄疸

スプラタスト(アイピーディ)使用中には肝機能障害が起こることがあります。
肝機能の血液マーカーであるASTやALTの増加や、黄疸(肌の色が黄色くなること)が起こることがあります。
身近な自覚症状としては、発熱、倦怠感が起こることがあるので、スプラタスト(アイピーディ)使用中に気になる症状がある場合には早めに医師に相談するようにしましょう。

 

胃の不快感、吐き気

スプラタスト(アイピーディ)使用中には胃の不快感吐き気が起こることがあります。
こういった症状が気になる場合には医師に相談するようにしましょう。

 

妊娠中、授乳中のスプラタスト(アイピーディ)の使用

妊娠中の使用

妊娠中、または妊娠している可能性のある女性は、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみスプラタスト(アイピーディ)を使用することとされています。
つまり、妊娠中にスプラタスト(アイピーディ)を使用できないわけではないものの、使用する場合には医師の慎重な判断のもとで使用する必要がある、ということです。

 

この理由については、安全性が確立していないためとされています。
つまり、妊娠中の女性への使用経験が少ないために、必ず安全に使用できるということが確認できていないのです。

 

授乳中の使用

授乳中の女性がスプラタスト(アイピーディ)を使用する場合には授乳を中止することとされています。
スプラタスト(アイピーディ)を服用すると、有効成分のスプラタストが乳汁中に移行することが報告されており、子供に薬の影響が出る可能性があるためです。

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レスプレンの効果、副作用、その他の特徴
レスプレンは咳止めとして使用される薬です。延髄の咳中枢に作用して咳を止めます。また、レスプレンは痰を切れやすくする作用も有しています。非麻薬性鎮咳薬なので副作用が起こりにくいです。
フスタゾールの効果、副作用、その他の特徴
フスタゾールは咳止めとして使用される薬です。有効成分のクロペラスチンが延髄の咳中枢に作用することで咳を起こしにくくします。また、フスタゾールは気管支平滑筋弛緩作用、抗ヒスタミン作用も併せ持つ咳止めです。
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エリスロマイシン(エリスロシン)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられる薬です。下痢などの消化器系の副作用が起こりにくいため、広く臨床現場で使用される抗生物質の一つとなっています。
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