フスコデの効果、副作用、その他の特徴について詳しく紹介

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フスコデは咳止めとして使用される薬です。
風邪による咳だけでなく、気管支炎、肺炎、肺結核による咳を止める効果もあります。
フスコデにはジヒドロコデインリン酸塩酸、dl−メチルエフェドリンリン酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩の3つの有効成分を含む薬です。
また、フスコデには錠剤の他、あらゆる年齢層の方が服用しやすいシロップタイプの薬が存在します。
ここではこのフスコデの効果、副作用、その他の特徴について詳しく紹介します。

フスコデの効果

フスコデはジヒドロコデインリン酸塩酸、dl−メチルエフェドリンリン酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩の3つの有効成分が働いて、咳止めとしての効果を発揮します。
ここから、それぞれの有効成分の作用メカニズムについて紹介します。

 

ジヒドロコデインリン酸塩酸

ジヒドロコデインリン酸塩酸は脳の延髄という部位に存在する咳中枢に作用して咳を出にくくする薬です。
咳中枢とは、文字通り、咳を起こすかどうかを判断し、咳を起こす指令を与える部位です。

 

細菌やほこりなどが気道内に侵入すると、それをノドや気管支などの気道粘膜表面に存在する咳受容体(センサーのようなもの)がこれを感知し、ここから知覚神経を通して延髄の咳中枢へ電気信号として伝えます。
咳中枢はこの受け取った電気信号の強さから咳を起こすべきかどうか判断します。
受け取った電気信号の刺激が一定値(閾値)以上に達した場合には、気道に咳反射を起こすように指令を与えます。
一方、受け取った電気信号の刺激が一定値(閾値)に達しなかった場合には咳は起こりません。

 

このように咳中枢は咳を起こすかどうかを受け取った電気信号の強さで調節しています。
フスコデの有効成分の1つであるジヒドロコデインリン酸塩酸は咳を起こすかどうかの基準になる閾値を上昇させることで咳を起こしにくくします。
簡単に説明すると、ジヒドロコデインリン酸塩酸は、咳を起こすために必要な刺激のハードルを高く設定し直す効果があるのです

 

dl−メチルエフェドリン塩酸塩

dl−メチルエフェドリンは交感神経の働きを強めることによって、気管支を拡張させ、咳を止めたり、呼吸を楽にしたりする効果があります

 

気管支の内側の空間の広さは、気管支の周りを外側から覆っている気管支平滑筋の収縮、弛緩によって調節されています。
気管支平滑筋は袋を縛る輪ゴムのような役割をしており、気管支平滑筋が収縮すると、気管支が外側から圧迫されて、内側の空間は狭くなります。
逆に気管支平滑筋が弛緩すると、気管支を外側から圧迫する力が緩み、結果として気管支の内側の空間は広くなります。

 

気管支の内側の空間が狭い程、咳や息苦しさの症状が現れやすくなります。
気管支の内側の空間が狭い状態になると、呼吸の時に気管支の内壁が受ける空気の圧力は強くなります。
この空気の圧力の増加によって、咳受容体が刺激されやすくなり、より咳が起こりやすくなります。

 

気管支平滑筋の収縮と弛緩は交感神経と副交感神経の2つの神経の働きで調節されています。
交感神経が副交感神経よりも強く働くと、気管支平滑筋は弛緩します。
一方、副交感神経が交感神経よりも強く働くと、気管支平滑筋は収縮します。

 

フスコデの有効成分の1つであるdl−メチルエフェドリンは交感神経の働きを活発にする薬です。
つまり、dl−メチルエフェドリンの働きで気管支平滑筋は弛緩し、気管支の内側の空間は広くなります
これによって、気管支の内壁が空気から受ける圧力が軽減され、空気の通りがよくなるため、咳や息苦しさといった症状が改善されます。

 

クロルフェニラミンマレイン酸塩

クロルフェニラミンマレイン酸塩は第一世代抗ヒスタミン薬に分類される薬です。
抗ヒスタミン薬はアレルギー疾患の治療によく利用される薬です。
クロルフェニラミンマレイン酸塩は単剤でポララミンという商品名で普及している薬です。

 

クロルフェニラミンマレイン酸塩は、体内でヒスタミンという物質の働きを抑えることによって薬効を発揮する薬です
アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患では体内でヒスタミンの働きが活発になっており、これが症状を引き起こす原因となっています。
クロルフェニラミンマレイン酸塩はヒスタミンの働きを抑える効果があるため、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患の症状を改善する効果が得られるのです。

 

ただ、アレルギー性疾患が起こっている時だけでなく、風邪の時にも体内でヒスタミンの働きが活発になっています。
これによって、風邪の時には鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状が現れやすいです。
鼻水は場合によってはノドの方へと流れて(後鼻漏)、痰となってしまいます。
つまり、クロルフェニラミンマレイン酸塩の働きで鼻水の症状を抑えることで、痰が生成しないようにして、結果痰が誘発する咳の症状が改善されます。

 

また、クロルフェニラミンマレイン酸塩はアトピー咳嗽という種類の咳の症状を改善する効果があります。
アトピー咳嗽は、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音)や呼吸困難を伴わない乾いた咳の症状が出ることが特徴で、3週間以上と比較的長く続く慢性的な咳のことを指します。
ノドが炎症を起こし過敏な状態となっており、ホコリを吸い込んだり、冷たい空気を吸い込んだりする刺激で咳の症状が現れます。
また、ノドがイガイガした感じがすることもアトピー咳嗽の特徴の1つです。
このアトピー咳嗽の治療には抗ヒスタミン薬が効果を示すことが多いです。
フスコデの有効成分の一つであるクロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン薬なので、このアトピー咳嗽の症状を改善する効果が期待できます。

 

フスコデの特徴

依存性や耐性が生じやすい

フスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸は麻薬性鎮咳薬に分類されます。
麻薬性鎮咳薬は依存性や耐性を生じやすいことが特徴です

 

依存性とは、その薬を使用していないと離脱症状が起こってしまう性質のことをいいます。
ジヒドロコデインリン酸塩酸の離脱症状の主なものとして、吐き気、頭痛、不眠などが挙げられます。

 

また、耐性とは、その薬が徐々に効きにくくなる性質のことを指します。

 

これら依存性や耐性は長期間服用を続けた場合に形成されやすいので、長期間の連用には注意が必要です

 

複数の有効成分が配合されていてあらゆる咳に有効

フスコデには、ジヒドロコデインリン酸塩酸、dl−メチルエフェドリン、クロルフェニラミンマレイン酸塩という3種類の有効成分が配合されており、それぞれ異なるメカニズムで咳に対する効果を発揮します。

 

ジヒドロコデインリン酸塩酸は咳を調節する延髄の咳中枢に働きかけるためあらゆる咳に有効です。
また、dl−メチルエフェドリンは気管支を拡張させるため、気管支の狭窄に伴う咳の症状を改善する効果が期待できます。
さらに、クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン薬の一種で、アトピー咳嗽という種類の咳に有効性を示します。

 

このように3種類の有効成分が配合されることによってあらゆる原因の咳に有効性を示す咳止めなのです。

 

フスコデを服用できない人

以下のいずれかに該当する方はフスコデを服用することができません。

 

  • 重篤な呼吸抑制のある方
  • アヘンアルカロイドに対して過敏症を起こしたことがある方
  • 緑内障の方
  • 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある方
  • カテコールアミン製剤(アドレナリン,イソプロテレノール等)を使用中の方

 

ここからそれぞれの項目について詳しく紹介します。

 

重篤な呼吸抑制のある方

呼吸機能の調節は、脳の中の延髄という部位に存在する呼吸中枢という部位が主に調節しています。
フスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸はこの呼吸中枢の働きを弱める働きがあります
このため既に重度の呼吸抑制が起こっている方にフスコデを使用すると、呼吸機能が更に低下し、呼吸停止を起こしてしまう危険性があります。
このため重篤な呼吸抑制のある方にフスコデは使用できないこととされているのです。

 

アヘンアルカロイドに対して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方

アヘンアルカロイドとはあへんから抽出される天然の物質で、化学構造上に窒素を含むものの総称です。
医薬品として応用されているアヘンアルカロイドには、モルヒネ、コデイン、パパベリンといったものが挙げられます。

 

フスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸はアヘンアルカロイドと類似した構造、性質をもつ物質です。
そのため、アヘンアルカロイドで過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことのある方は、フスコデに含まれるジヒドロコデインリン酸塩酸でも過敏症(薬物アレルギー)を起こすリスクが高くなります。
過敏症(薬物アレルギー)が重症化すると、呼吸困難、意識障害などが起こり、最悪の場合命を落とす危険性もあるため、こういったリスクを避けるためにも、アヘンアルカロイドに対して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方はフスコデを使用できないこととされているのです。

 

緑内障の方

緑内障とは、眼球のさらに深部に存在する視神経に異常が起こり、視野が欠けてしまう病気です。
この緑内障が起こる原因の一つに眼圧が高いことが挙げられます。
眼圧とは、眼球の内部から外部に向かってかかる圧力のことを指します。
眼球の中には房水と呼ばれる水分が存在しており、この房水が眼圧を生み出しています。

 

しかし、房水の排出が滞ってしまうと眼球内に房水がたまってしまうために、眼圧が高くなります。
房水の排出経路の一つに隅角という部位がありますが、この隅角が閉塞してしまうと房水が排出されにくくなり、眼圧が高くなり、緑内障を引き起こし、悪化させます。

 

フスコデの有効成分の一つであるクロルフェニラミンマレイン酸塩は抗コリン作用という作用を有しています。
この抗コリン作用とは、体内でアセチルコリンという物質の働きを阻害する作用のことを指します。
実はこの抗コリン作用によって、隅角が閉塞してしまいます。
これによって眼圧が上昇しやすくなり、緑内障を悪化させることがあります。

 

この緑内障の悪化を防ぐために、緑内障の方はフスコデを使用できないこととされているのです。

 

前立腺肥大症等下部尿路に閉塞性疾患のある方

フスコデは前立腺肥大等、下部尿路に閉塞性疾患のある方には使用できないこととされています。
これはフスコデの有効成分の一つであるクロルフェニラミンマレイン酸塩の作用によって尿路がさらに狭くなり、尿閉(尿が完全に排泄されなくなってしまう状態)に陥る恐れがあるためです。

 

クロルフェニラミンマレイン酸塩には抗コリン作用といって体内のアセチルコリンの働きを抑制する作用があります。
この抗コリン作用によって尿道括約筋という筋肉が収縮し、尿道が狭くなってしまいます。
この抗コリン作用によって尿閉を起こす恐れがあるのです。

 

こういった理由から、前立腺肥大等、下部尿路に閉塞性疾患のある方はフスコデを使用できないこととされているのです。

 

カテコールアミン製剤(アドレナリン,イソプロテレノール等)を使用中の方

カテコールアミン製剤(アドレナリン,イソプロテレノール等)を使用中の方はフスコデを使用できないこととされています。

 

カテコールアミン製剤は交感神経という神経の働きを活発にする薬です。
また、フスコデの有効成分の一つであるdl−メチルエフェドリンもまた交感神経の働きを活発にする薬です。

 

つまり、カテコールアミン製剤とdl−メチルエフェドリンの作用が重なってしまい効果が増強されてしまいます。
これによって副作用が起こりやすくなる恐れがあります。
具体的には、両者の併用によって、不整脈や心停止の副作用が起こる恐れがあります。

 

こういったリスクを回避するためにもカテコールアミン製剤を使用中の方にはフスコデを使用できないこととされているのです。

フスコデの用法用量

通常、成人の場合は1日にフスコデ配合錠を9錠、またはフスコデ配合シロップを10mL服用します。
これを1日3回に分けて服用します。

 

小児の場合は、以下の1日量を服用します。

 

12歳以上15歳未満:成人量の2/3
8歳以上12歳未満:成人量の1/2
5歳以上8歳未満:成人量の1/3
2歳以上5歳未満:成人量の1/5
2歳未満:成人量の1/10

 

注意
2017年7月から、添付文書の重要な基本的注意と小児等への投与の項目に、「12歳未満の小児には投与しないこと」と記載されています。
2019年からは、禁忌の項目にも12歳未満の小児が使用できない旨が記載されます。

 

フスコデ配合シロップの味は?

フスコデ配合シロップはピーチ味になっています。
比較的甘味があり、飲みやすい方の薬と言えます。

 

フスコデと他の薬との飲み合わせ

フスコデと併用してはいけない薬

フスコデはカテコールアミン製剤と一緒に使用してはいけません。
カテコールアミン製剤にはアドレナリン(ボスミン、エピペン)、イソプロテレノール(プロタノール等)が挙げられます。

 

これはフスコデの有効成分の一つであるdl−メチルエフェドリンとカテコールアミン製剤が共に交感神経という神経の働きを活性化する薬であるためです。

 

交感神経の働きを活性化する薬を併用すると交感神経の働きが過剰に活性化した状態となってしまう恐れがあります。
これによって心臓の働きが過剰に活発になってしまい、不整脈や心停止を起こす恐れがあります。

 

こういったリスクを避けるためにもフスコデとカテコールアミン製剤は併用できないこととされているのです。

 

フスコデとの併用に注意が必要な薬

ここではフスコデと併用することがあるものの、併用する上では注意が必要な薬を紹介します。
以下の薬がそれに該当する薬です。

 

  • 中枢神経抑制薬、三環系抗うつ剤
  • MAO阻害薬
  • 抗コリン薬
  • レボチロキシン、リオチロニン

 

ここからはこれらの薬がどういった理由でフスコデと併用する上で注意を要するのかを詳しく紹介します。

 

中枢神経抑制薬、三環系抗うつ剤

中枢神経抑制薬や三環系抗うつ剤は脳の働きを抑制します。
一方、フスコデの有効成分であるジヒドロコデインリン酸塩酸やクロルフェニラミンマレイン酸塩も同様に脳の働きを抑制する作用があります。
このためこれらを併用すると、脳の働きが過剰に抑制されてしまい、主に眠気などの副作用が現れやすくなります。
このため、中枢神経抑制薬や三環系抗うつ剤を使用している方がフスコデを服用する際には注意が必要なのです。

 

MAO阻害薬

MAO阻害薬に分類される薬で、日本国内で販売されている薬にはセレギリン(エフピー)という薬があります。
セレギリン(エフピー)はパーキンソン病の治療に用いられる薬です。

 

フスコデの有効成分の一つにdl−メチルエフェドリンという薬がありますが、これは交感神経という神経を刺激することで薬効を示します。
一方、MAO阻害薬も交感神経の働きを活性化する効果があります。

 

つまり、MAO阻害薬を使用中にフスコデを使用すると、交感神経が過剰に働いてしまい、副作用につながってしまう恐れがあります。
このため、MAO阻害薬とフスコデを併用する場合には注意を要するのです。

 

抗コリン薬

抗コリン薬とは体内でアセチルコリンという物質の働きを抑えることによって薬効を示す薬の総称です。
抗コリン薬には以下のような薬が挙げられます。

 

  • 鎮痙薬
  • ブチルスコポラミン(ブスコパン)

     

  • 頻尿、尿失禁治療薬
  • イミダフェナシン(ウリトス、ステーブラ)オキシブチニン塩酸塩(ネオキシ、ポラキス)、コハク酸ソリフェナシン(ベシケア)、酒石酸トルテロジン(デトルシトール)、フェソテロジンフマル酸塩(トビエース)、プロピベリン塩酸塩(バップフォー)

 

また、フスコデの有効成分の一つであるクロルフェニラミンマレイン酸塩もまた抗コリン作用を持つ薬です。

 

つまり、抗コリン薬を使用中にフスコデを使用すると、抗コリン作用が強く現れ、それに由来する副作用が起こりやすくなります。

 

抗コリン作用による副作用としては、便秘、尿貯留が挙げられます。
ちなみに、フスコデに含まれるジヒドロコデインリン酸塩酸もまた便秘を引き起こす薬であるため、特に便秘は起こりやすくなると言えます。

 

このように副作用が起こりやすくなるために、抗コリン薬を使用中にフスコデを使用する場合には注意が必要なのです。

 

レボチロキシン(チラーヂンS)、リオチロニン(チロナミン)

レボチロキシン(チラーヂンS)とリオチロニン(チロナミン)は共に甲状腺ホルモンの補充のために用いられる薬です。
つまり、これらを使用している場合には甲状腺ホルモンの働きが活発になります。

 

甲状腺ホルモンの作用の一つに交感神経の働きを活発にする作用があります。

 

一方、フスコデの有効成分の一つであるdl−メチルエフェドリンもまた交感神経の働きを活発にする薬です。

 

つまり、レボチロキシン(チラーヂンS)やリオチロニン(チロナミン)とフスコデとを併用すると交感神経の働きが過剰に活発になり、それに由来する副作用が現れやすくなります。
このため、レボチロキシン(チラーヂンS)やリオチロニン(チロナミン)を使用中にフスコデを併せて使用する場合には注意が必要なのです。

 

フスコデ服用中に起こる主な副作用

ここではフスコデを服用中に起こりやすい副作用を紹介します。

 

便秘

フスコデを服用中には便秘が起こることがあります。
この副作用にはフスコデの有効成分であるジヒドロコデインリン酸塩酸が主に関与しています。

 

ジヒドロコデインリン酸塩酸は消化管に存在するオピオイド受容体というものに作用します。
これによって、腸の運動が抑制され、便が肛門方向へ運ばれにくくなります。
また、肛門括約筋の緊張を高め、便が排泄されにくくします。
これらによって便秘が起こります。

 

また、フスコデの他の有効成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩もまた腸の運動を抑制するため便秘を起こしやすくします。

 

眠気

フスコデを服用中には眠気を催すことがあります。
これにはフスコデの有効成分の一つであるクロルフェニラミンマレイン酸塩の作用が関与しています。

 

クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン薬に分類される薬で、体内でヒスタミンの働きを抑制します。
このヒスタミンは脳では覚醒状態を維持するために重要な役割を担っています。

 

つまり、クロルフェニラミンマレイン酸塩によって脳内のヒスタミンの働きを抑制してしまうと、覚醒状態を維持することが困難になってしまい、結果眠気を催してしまうのです。

 

このため、フスコデを服用中には車の運転、高所での作業などには注意する必要があります。

 

その他の副作用

その他、フスコデを服用中には動悸、口渇、吐き気といった副作用が現れやすいです。

 

フスコデ服用中に起こり得る重大な副作用

ここでは起こる頻度は少ないものの起こると重大な問題となるフスコデの副作用を紹介します。

 

呼吸抑制

フスコデを服用中には呼吸抑制が起こることがあります。
これはフスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸の作用によるものです。

 

人の体で主に呼吸機能を調節しているのは脳の延髄という部位に存在する呼吸中枢です。
フスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸はこの呼吸中枢に直接働きかけ、呼吸機能を抑制します。

 

呼吸停止にもつながる恐れがあるので注意が必要です。

 

その他の重大な副作用

その他、フスコデを服用中には、無顆粒球症、再生不良性貧血といった血液系の重大な副作用が起こることがあります。

 

妊娠中、授乳中のフスコデの使用

妊娠中のフスコデの使用

妊娠中、または妊娠している可能性のある女性は治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみフスコデを使用することとされています。
つまり、妊娠中に使用できないことはないものの、使用する場合には医師の慎重な判断に基づいて使用する必要があります

 

これはフスコデに含まれるジヒドロコデインリン酸塩酸の類似化合物であるモルヒネに催奇形性があり、ジヒドロコデインリン酸塩酸も同様に奇形児が生まれるリスクを高める恐れがあるためです。
こういったリスクは妊娠初期の胎児の器官形成期に服用した場合に問題になりやすいため、器官形成期に該当する妊娠15週までは特にフスコデの服用には奇形児が生まれるリスクが伴います。

 

また、出産時に母親がフスコデを服用した場合、有効成分の1つであるジヒドロコデインリン酸塩酸の影響で生まれてきた子供に呼吸抑制が起こることがあります。
このため、出産を控えた母親は特にフスコデを使用する場合には注意を要します。

 

妊娠中は必ず医師の指示のもとでフスコデの使用の可否を判断するようにしましょう。

 

授乳中のフスコデの使用

授乳中の女性がフスコデを使用する場合には、授乳は中止することとされています
これはフスコデの有効成分の一つであるジヒドロコデインリン酸塩酸の類似化合物のコデインを投与した場合に母乳中に移行し、この母乳を飲んだ乳児に傾眠、呼吸困難といったモルヒネ中毒の症状が現れたことが報告されているためです。

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オラペネム(テビペネム)はカルバペネム系抗生物質で唯一の内服薬です。肺炎、副鼻腔炎、中耳炎の治療に用いられます。オラペネム(テビペネム)は各種耐性菌を含むあらゆる細菌に抗菌作用を発揮する薬で、主に他の抗生物質が効かない場合の最終手段的に使用されます。
セフジトレンピボキシル(メイアクト)の効果、副作用、その他の特徴
セフジトレンピボキシル(メイアクト)はセフェム系抗生物質であらゆる細菌感染症の治療に用いられます。セフジトレンピボキシル(メイアクト)はセフェム系の中では効く細菌の種類が多いです。ただセフジトレンピボキシル(メイアクト)服用中は下痢が起こりやすいです。
セフジニル(セフゾン)の効果、副作用、その他の特徴
セフジニル(セフゾン)は様々な感染症に用いるセフェム系抗生物質です。セフジニル(セフゾン)は鉄、アルミニウム、マグネシウムと一緒に服用すると体に吸収されにくくなり効果が弱まります。また、セフジニル(セフゾン)服用の影響で便や尿が赤色になることがあります。
セフテラム(トミロン)の効果、副作用、その他の特徴
セフテラム(トミロン)は様々な細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。セフテラム(トミロン)はセフェム系の中では多くの種類の細菌に抗菌活性を発揮するタイプの薬です。トミロン細粒小児用10%は抗生物質の中では比較的飲みやすい薬です。
セフポドキシムプロキセチル(バナン)の効果、副作用、その他の特徴
セフポドキシムプロキセチル(バナン)は感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。セフポドキシムプロキセチル(バナン)服用中に起こる主な副作用は下痢です。またセフポドキシムプロキセチル(バナン)は妊娠中、授乳中でも服用でき子供は生後1か月から服用できます。
ファロペネム(ファロム)の効果、副作用、その他の特徴
ファロペネム(ファロム)は様々な感染症に用いるペネム系抗生物質です。ファロペネム(ファロム)はセフェム系やペニシリン系の抗生物質と同様に細菌の細胞壁合成を阻害する薬ですが、これらより多くの菌種に抗菌作用を発揮します。またファロペネム(ファロム)は下痢を起こしやすい抗生物質です。
ホスホマイシン(ホスミシン)の効果、副作用、その他の特徴
ホスホマイシン(ホスミシン)は細菌感染症に用いられる抗生物質です。ホスホマイシン(ホスミシン)は腸管出血性大腸菌感染症(O−157など)の治療に有効性を示すことが証明された唯一の抗生物質です。
ミノサイクリン(ミノマイシン)の効果、副作用、その他の特徴
ミノサイクリン(ミノマイシン)は細菌感染症の治療に用いられる抗生物質です。ミノサイクリン(ミノマイシン)は特にニキビ(ざ瘡)やマイコプラズマ肺炎の治療に用いられることが多いです。ただ、歯や骨の形成に影響があるため、小さな子供や妊婦はほぼ使用されません。
バラシクロビル(バルトレックス)の効果、副作用、その他の特徴
バラシクロビル(バルトレックス)は単純疱疹(ヘルペス)、水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹、性器ヘルペスの治療に用いられる抗ウイルス薬です。バラシクロビル(バルトレックス)はアシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)の体内への吸収率を改良した薬です。
クラバモックス、オーグメンチンの効果、副作用、その他の特徴
クラバモックス、オーグメンチンはアモキシシリンというペニシリン系抗生物質にクランブラン酸カリウムが配合されている薬で、クランブラン酸カリウムによってβ−ラクタマーゼを産生する耐性菌にも有効性を示します。
デスロラタジン(デザレックス)の効果、副作用、その他の特徴
デスロラタジン(デザレックス)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。デスロラタジン(デザレックス)は眠気等副作用が出にくいこと、いつ服用しても構わないことが特徴で使いやすい薬となっています。
セファレキシン(ケフレックス)の効果、副作用、その他の特徴
セファレキシン(ケフレックス)は細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。セファレキシン(ケフレックス)は古くから存在する第一世代のセフェム系抗生物質であり、グラム陽性菌に抗菌作用を発揮します。
セファクロル(ケフラール)の効果、副作用、その他の特徴
セファクロル(ケフラール)は細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。セファクロル(ケフラール)はセフェム系抗生物質の中でも第一世代セフェム系抗生物質に分類され、グラム陽性菌に抗菌作用を発揮しやすいという特徴があります。
ビラスチン(ビラノア)の効果、副作用、その他の特徴
ビラスチン(ビラノア)は2016年に発売された比較的新しい抗ヒスタミン薬です。 ビラスチン(ビラノア)は眠気、口の渇き(口渇)といった抗ヒスタミン薬に起こりやすい副作用が起こりにくいのが特徴で、効果は抗ヒスタミン薬の中では中程度です。
ベポタスチン(タリオン)の効果、副作用、その他の特徴
ベポタスチン(タリオン)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。ベポタスチン(タリオン)は第二世代抗ヒスタミン薬なので、眠気、口渇等の副作用は起こりにくいです。効果の強さは抗ヒスタミン薬の中では中程度です。
アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)の効果、副作用、その他の特徴
アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)は主に単純疱疹、水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹の治療に用いられる薬です。アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)は副作用が比較的起こりにくい薬ですが、下痢、肝機能異常が副作用として起こることがあります。
トラネキサム酸(トランサミン)の効果、副作用、その他の特徴
トラネキサム酸(トランサミン)は鼻血など出血が起こった際の止血薬や抗炎症薬として使用される薬です。トラネキサム酸(トランサミン)は古くから存在する薬で、小さな子供、妊婦、授乳婦が使用しても安全に使用できることが確認されている薬です。
スルタミシリン(ユナシン)の効果、副作用、その他の特徴
スルタミシリン(ユナシン)は細菌感染症に用いるペニシリン系抗生物質です。スルタミシリン(ユナシン)はβ−ラクタマーゼを産生する耐性菌に対しても有効で、ペニシリン系抗生物質の中では様々な菌種に有効性を示しやすい抗生物質です。
スプラタスト(アイピーディ)の効果、副作用、その他の特徴
スプラタスト(アイピーディ)は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患の治療に用いられる抗アレルギー薬です。スプラタスト(アイピーディ)は他の抗アレルギー薬とは異なる作用機序で働く薬で、副作用が出にくいことが特徴です。
クレマスチン(タベジールなど)の効果、副作用、その他の特徴
クレマスチン(タベジールなど)は蕁麻疹、湿疹、かゆみなどアレルギー性皮膚疾患、アレルギー性鼻炎の治療に用いられる第一世代抗ヒスタミン薬の1つです。クレマスチン(タベジールなど)服用中には特に小児に痙攣の副作用が起こりやすくなったり、眠気が起こったりするので注意が必要です。
デキストロメトルファン(メジコン等)の効果、副作用、その他の特徴
デキストロメトルファン(メジコン等)は中枢性非麻薬性鎮咳薬の一種で咳止めとして広く使用されています。デキストロメトルファン(メジコン等)は麻薬性鎮咳薬と比べて、便秘、口渇などの副作用が起こりにくく、依存性もありません。
酸化マグネシウム(マグミット)の効果、副作用、その他の特徴
酸化マグネシウム(マグミット)は主に便秘の際に緩下剤として使用されますが、制酸剤や尿路シュウ酸カリウム結石の予防にも用いられます。酸化マグネシウム(マグミット)を使用する際にはテトラサイクリン系抗生物質やニューキノロン系抗菌薬など併用薬との相互作用に注意が必要です。
ジメモルファン(アストミン)の効果、副作用、その他の特徴
ジメモルファン(アストミン)は咳止めとして使用される薬です。この薬は延髄の咳中枢に作用することで咳を止めます。比較的副作用の出にくい薬ですが、耐糖能異常を起こすこともあるので糖尿病の方はジメモルファン(アストミン)を服用する際にはより注意が必要です。
ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)の効果、副作用、その他の特徴
ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は咳止めとして使用される薬です。非麻薬性鎮咳薬に分類されるため、依存性、耐性は生じません。また、ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は抗コリン作用、局所麻酔作用を併せ持つ咳止めの薬です。
レスプレンの効果、副作用、その他の特徴
レスプレンは咳止めとして使用される薬です。延髄の咳中枢に作用して咳を止めます。また、レスプレンは痰を切れやすくする作用も有しています。非麻薬性鎮咳薬なので副作用が起こりにくいです。
フスタゾールの効果、副作用、その他の特徴
フスタゾールは咳止めとして使用される薬です。有効成分のクロペラスチンが延髄の咳中枢に作用することで咳を起こしにくくします。また、フスタゾールは気管支平滑筋弛緩作用、抗ヒスタミン作用も併せ持つ咳止めです。
ブロムヘキシン(ビソルボン)の効果、副作用、その他の特徴
ブロムヘキシン(ビソルボン)は去痰薬で、内服薬の錠剤、散剤に加え、吸入薬、注射薬が存在します。ブロムヘキシン(ビソルボン)はネバネバした痰をサラサラにして、さらに線毛運動を促進することによって痰を切れやすくします。
ケイツーの効果、副作用、その他の特徴
ケイツーはビタミンK2製剤でビタミンKの補充のために用いる薬です。ビタミンKが欠乏するとビタミンK欠乏性出血症になる恐れがあります。この予防のために主に新生児、乳児に使用されます。
ピコスルファート(ラキソベロン)の効果、副作用、その他の特徴
ピコスルファート(ラキソベロン)は主に便秘に使用する下剤です。便秘の他、手術の後、造影剤服用後の排便促進や、大腸検査前の腸内容物の除去のためにも用いられます。大腸刺激性下剤で耐性が生じることがあります。
タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果、副作用、その他の特徴
タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は下痢に用いられる薬です。腸の粘膜に穏やかな収れん作用を発揮することで、腸に起こる炎症を抑え、下痢に対して治療効果を発揮します。また、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は子供や妊婦も服用できる安全な薬です。
ガランターゼの効果、副作用、その他の特徴
ガランターゼは乳糖不耐症の治療に用いられる薬です。ガランターゼは乳糖の消化、分解を促進する酵素であるβ−ガラクトシダーゼを含有しており、乳糖不耐症による下痢、腹部膨満感を改善します。
ミルラクトの効果、副作用、その他の特徴
ミルラクトは乳糖不耐症による下痢や腹部膨満といった症状を改善する薬です。有効成分はβ−ガラクトシダーゼで、体の中で不十分なβ−ガラクトシダーゼを経口摂取して補うための薬です。
オリザチームの効果、副作用、その他の特徴
オリザチームは乳糖不耐症に伴う下痢や消化不良などの消化器症状を改善する薬です。乳糖不耐症は乳糖を分解するβ−ガラクトシダーゼの働きが不十分であるために起こりますが、オリザチームはこのβ−ガラクトシダーゼを補充することで乳糖不耐症を改善します。
カラシミーゼの効果、副作用、その他の特徴
カラシミーゼは乳糖不耐症に伴う下痢等の症状を改善する薬です。乳糖不耐症は乳糖を分解するβ−ガラクトシダーゼの働きが不十分で、乳糖が分解されないことが原因となって起こりますが、カラシミーゼはβ−ガラクトシダーゼそのもので、服用すると乳糖の分解を助けます。
ロペラミド(ロペミン)の効果、副作用、その他の特徴
ロペラミド(ロペミン)は下痢止めとして使用される薬です。腸の蠕動運動を抑制することによって腸の内容物を腸に長くとどまらせて水分の吸収を促し下痢を改善します。通常、ロペラミド(ロペミン)は非感染性の下痢に使用されます。
アセトアミノフェン(アルピニー、アンヒバ、カロナール、コカール等)
アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤として広く使用されています。特に小児の解熱鎮痛に用いることのできる貴重な解熱鎮痛剤です。インフルエンザや水ぼうそうの際にも使用することができます。
クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)の効果、副作用、その他の特徴
クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)はマクロライド系抗生物質の一種で細菌感染症の治療に用いられます。様々な種類の細菌に抗菌効果を発揮し、下痢などの消化器系の副作用が他の抗生物質よりも起こりにくいことが特徴です。
エリスロマイシン(エリスロシン)の効果、副作用、その他の特徴
エリスロマイシン(エリスロシン)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられる薬です。下痢などの消化器系の副作用が起こりにくいため、広く臨床現場で使用される抗生物質の一つとなっています。
アジスロマイシン(ジスロマック)の効果、副作用、その他の特徴
アジスロマイシン(ジスロマック)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いる薬です。効果の持続性に優れており、少ない服用回数で長期間効果が持続します。
ロキシスロマイシン(ルリッド)の効果、副作用、その他の特徴
ロキシスロマイシン(ルリッド)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられます。他のマクロライド系抗生物質と比較して、他の薬との飲み合わせに問題が起こりにくいです。
ルパタジン(ルパフィン)の効果、副作用、その他の特徴
ルパタジン(ルパフィン)は抗ヒスタミン薬の一種で、体内でヒスタミンの働きを抑制し、アレルギー性鼻炎や皮膚のかゆみ、じんましんの症状を改善します。さらに、抗PAF作用を併せ持ち、これもアレルギー症状の改善に有効です。
アゼラスチン(アゼプチン)の効果、副作用、その他の特徴
アゼラスチン(アゼプチン)は第二世代抗ヒスタミン薬でアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの皮膚疾患、喘息の治療に用いられる薬です。第一世代抗ヒスタミン薬と比べて眠気等の副作用が起こりにくいですが、第二世代抗ヒスタミン薬の中では起こりやすいです。
ゾフルーザ(バロキサビル)の効果、副作用、その他の特徴
ゾフルーザ(バロキサビル)は抗インフルエンザ薬です。1回服用するだけでインフルエンザの治療が完了する薬です。副作用が起こりにくく安全性にも優れた抗インフルエンザ薬です。

 
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