タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果、副作用、その他の特徴について詳しく解説

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果、副作用、その他の特徴

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タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は下痢の治療に用いられる薬です。
粉末の薬しかありませんが、成人、小児とあらゆる年齢の下痢の方に使用される薬です。
ここではこのタンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果、副作用、その他の特徴について詳しく紹介します。

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は穏やかな収れん作用によって下痢を抑える薬です
収れん作用とは、組織を引き締める作用のことをいいます。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は水には溶けません。
服用後、胃酸にも溶けずに腸へと到達します。
腸内は膵液の影響で、消化液がアルカリ性になっており、このアルカリ性の条件で初めてタンニン酸アルブミン(タンナルビン)は溶けます。
有効成分のタンニン酸アルブミンは腸内で消化液に溶けると分解し、タンニン酸が遊離します。
このタンニン酸は腸の表面の粘膜に対して収れん作用を発揮し、このおかげで腸の炎症が和らぎます。
これによって腸炎による下痢の症状が改善されます。

 

また、タンニン酸アルブミンから遊離したタンニン酸は腸の粘膜の表面を覆うことで、腸の粘膜を保護する作用も示します
これも腸炎を和らげるために一役かっています。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の特徴

古くからある薬で安全性の確立している薬

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は古くから下痢止めとして使用されている薬で、1906年より販売されています。
これまで臨床現場で広く使用されてきており、あらゆる年代の方で安全性が確立している薬です。
副作用は起こりにくく、薬の使用に年齢制限はありません
つまり、赤ちゃんでも使用することが可能とされている薬なのです。
また、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は妊娠中や授乳中でも使用できる薬です

 

牛乳アレルギーの方は服用できない

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は牛乳アレルギーの方は使用できない薬です。
これはタンニン酸アルブミン(タンナルビン)には牛乳アレルギーの主要な原因タンパク質であるカゼインが含まれているためです。
このため、カゼインで牛乳アレルギーを起こす方はタンニン酸アルブミン(タンナルビン)によってもアレルギーを起こす可能性が高いのです。
このため牛乳アレルギーの方はタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用できません。

 

経口鉄剤と一緒に使用できない

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は経口鉄剤と併用できません。
これは、タンニン酸と鉄が結びつき、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果が弱まってしまうからです

 

タンニン酸が鉄と結びつくとタンニン酸鉄となりますが、これでは腸に収れん作用を発揮できません。
このため効果が弱まってしまうのです。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)を服用できない人(禁忌)

以下の条件のいずれかに該当する方はタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用できません。

 

@出血性大腸炎の方
A牛乳アレルギーの方
Bタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を過去に服用して過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方

 

@についてですが、腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌などの重篤な細菌性下痢患者に対してタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用すると、下痢を改善するどころか症状の悪化や治療期間が長引く結果となってしまう恐れがあります
このため、出血性大腸炎の方にはタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用することができません。

 

Aについては、「タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の特徴」でも紹介しましたが、牛乳とタンニン酸アルブミン(タンナルビン)は共にカゼインというタンパク質を含有しています。
このカゼインが原因となって牛乳アレルギーが起こることは非常に多いため、牛乳アレルギーの方がタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用するとアレルギー反応が起こる可能性が高いです。
このため、牛乳アレルギーの方はタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用できません。

 

Bについてですが、過去にタンニン酸アルブミン(タンナルビン)で過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある方は、再度服用した際にも過敏性(薬物アレルギー)を起こす確率が高くなります。
過敏症(薬物アレルギー)も重症になると、血圧低下、呼吸困難、意識消失を起こすことがあり、場合によっては命を落とす危険性もあります。
こういったリスクを避けるためにも、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)で過敏症を起こしたことがある方は、再びタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を服用できないこととされているのです。

 

また、これ以外に原則として、細菌性下痢症の方にはタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用できません。
細菌性下痢症の方にタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用すると、治療期間が長引いてしまう恐れがあります。
このため、原則として細菌性下痢症の方にはタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用できないこととされているのです。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の用法用量

通常、成人は1日に3〜4gを服用します。
これを1日3〜4回に分けて服用します。
なお、用量は年齢や症状に応じて適宜増減します。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の味は?

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は風味をつけているわけではありません。
また、子供用に甘味を付けているわけでもありません。苦みもありません。

 

実際に飲んでみると特別飲みにくいということはありません。
ほんのわずかに味があると言えばあります。
小麦粉にほんのちょっとだけ塩を混ぜてあるような味です。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と他の薬との飲み合わせ

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と併用してはいけない薬

「タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の特徴」でも紹介しましたが、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は経口鉄剤と併用することができません。
タンニン酸アルブミンは腸内で分解し、タンニン酸となって作用しますが、経口鉄剤と併用すると、タンニン酸と鉄が結びついてタンニン酸鉄となります。
タンニン酸鉄の状態では、腸への収れん作用を発揮できません。
このため、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と経口鉄剤とを併用すると、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)の効果が弱まるのです。
こういった理由で、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と経口鉄剤とを併用できないこととされているのです。

 

ちなみに経口鉄剤には以下の薬が挙げられます。

 

  • インクレミンシロップ5%
  • クエン酸第一鉄(フェロミア、フェロステック等)
  • フェルムカプセル100mg
  • フェロ・グラデュメット

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と併用してはいけない薬は経口鉄剤以外にはありません。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)との併用で効果に影響が出る薬

ここではタンニン酸アルブミン(タンナルビン)と併用できないわけではないものの、併用することで効果に影響が出る薬を紹介します。

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)と併用することで効果に影響が出るのは、ロペラミド(ロペミン)です。
ロペラミド(ロペミン)も下痢に使用される薬で、腸の動き(蠕動運動)を抑制することで便の排出を遅らせる効果があります。

 

もしタンニン酸アルブミン(タンナルビン)とロペラミド(ロペミン)とを併用すると、ロペラミドがタンニン酸アルブミンに吸着されて効果が減弱してしまいます。
もし、両剤を併用する場合には2時間以上は間隔をずらして服用するようにしましょう

 

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)服用中に起こる主な副作用

タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は比較的副作用が起こりにくい薬ではあります。
そんな中で敢えて起こる主な副作用を挙げるとすれば、以下のものが挙げられます。

 

@ショック、アナフィラキシー
A便秘、食欲不振などの消化器症状
B肝機能障害

 

@についてですが、これはタンニン酸アルブミン(タンナルビン)の成分に対する過敏症(薬物アレルギー)によって起こります。
ショック、アナフィラキシーは重症例で、呼吸困難、意識消失、血圧低下といった症状が起こります。
こういった症状が現れた場合には速やかに医師の処置を受けるようにしましょう。

 

Bについてですが、肝機能障害が起こると、具体的には皮膚が黄色くなったり(黄疸)、体のだるさを感じたり、発熱したりすることがあります。
こういった症状が現れた場合には早めに医師に相談するようにしましょう。

 

妊娠中、授乳中のタンニン酸アルブミン(タンナルビン)の使用

妊娠中、授乳中ともにタンニン酸アルブミン(タンナルビン)を使用することは可能です
安心して服用してください。
また、授乳を中止する必要もありません。

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デスロラタジン(デザレックス)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。デスロラタジン(デザレックス)は眠気等副作用が出にくいこと、いつ服用しても構わないことが特徴で使いやすい薬となっています。
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セファレキシン(ケフレックス)は細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。セファレキシン(ケフレックス)は古くから存在する第一世代のセフェム系抗生物質であり、グラム陽性菌に抗菌作用を発揮します。
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ジメモルファン(アストミン)の効果、副作用、その他の特徴
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ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)の効果、副作用、その他の特徴
ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は咳止めとして使用される薬です。非麻薬性鎮咳薬に分類されるため、依存性、耐性は生じません。また、ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は抗コリン作用、局所麻酔作用を併せ持つ咳止めの薬です。
レスプレンの効果、副作用、その他の特徴
レスプレンは咳止めとして使用される薬です。延髄の咳中枢に作用して咳を止めます。また、レスプレンは痰を切れやすくする作用も有しています。非麻薬性鎮咳薬なので副作用が起こりにくいです。
フスタゾールの効果、副作用、その他の特徴
フスタゾールは咳止めとして使用される薬です。有効成分のクロペラスチンが延髄の咳中枢に作用することで咳を起こしにくくします。また、フスタゾールは気管支平滑筋弛緩作用、抗ヒスタミン作用も併せ持つ咳止めです。
ブロムヘキシン(ビソルボン)の効果、副作用、その他の特徴
ブロムヘキシン(ビソルボン)は去痰薬で、内服薬の錠剤、散剤に加え、吸入薬、注射薬が存在します。ブロムヘキシン(ビソルボン)はネバネバした痰をサラサラにして、さらに線毛運動を促進することによって痰を切れやすくします。
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アジスロマイシン(ジスロマック)の効果、副作用、その他の特徴
アジスロマイシン(ジスロマック)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いる薬です。効果の持続性に優れており、少ない服用回数で長期間効果が持続します。
ロキシスロマイシン(ルリッド)の効果、副作用、その他の特徴
ロキシスロマイシン(ルリッド)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられます。他のマクロライド系抗生物質と比較して、他の薬との飲み合わせに問題が起こりにくいです。
ルパタジン(ルパフィン)の効果、副作用、その他の特徴
ルパタジン(ルパフィン)は抗ヒスタミン薬の一種で、体内でヒスタミンの働きを抑制し、アレルギー性鼻炎や皮膚のかゆみ、じんましんの症状を改善します。さらに、抗PAF作用を併せ持ち、これもアレルギー症状の改善に有効です。
アゼラスチン(アゼプチン)の効果、副作用、その他の特徴
アゼラスチン(アゼプチン)は第二世代抗ヒスタミン薬でアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの皮膚疾患、喘息の治療に用いられる薬です。第一世代抗ヒスタミン薬と比べて眠気等の副作用が起こりにくいですが、第二世代抗ヒスタミン薬の中では起こりやすいです。
ゾフルーザ(バロキサビル)の効果、副作用、その他の特徴
ゾフルーザ(バロキサビル)は抗インフルエンザ薬です。1回服用するだけでインフルエンザの治療が完了する薬です。副作用が起こりにくく安全性にも優れた抗インフルエンザ薬です。

 
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