抗生物質を飲んでいる時に下痢をしたら抗生物質をやめてもいいの?

抗生物質を服用中に下痢をした時の対処法

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かぜなど感染症の際によく抗生物質が使用されますが、抗生物質を服用中に下痢をしたことはありませんか?
この下痢は抗生物質による副作用の可能性があります。
ただ、下痢をしたからといって自己判断で抗生物質の使用を中止することはかえって危険なことがあります。
そこで、ここでは抗生物質使用中に下痢をした場合の対処法について紹介します。

抗生物質の副作用で下痢が起こることがある

抗生物質を服用中に下痢が起こるのは抗生物質による副作用の可能性があります。
これは抗生物質が人の腸に普段から存在する腸内細菌に影響するためです。

 

人一人の腸には1000兆個もの腸内細菌が存在すると言われています。

 

もし抗生物質を服用すると、当然腸内の腸内細菌にも影響し、それが死滅してしまうことがあります。
腸内細菌の一部が死滅して、腸内の細菌の分布が変化し、腸内環境が崩れ、腸が正常通り働かなくなり、下痢を起こしてしまうことがあります。

 

必ずしも抗生物質が影響して下痢をしているわけではありません

ここまで紹介してきた通り、抗生物質の服用中はその副作用によって下痢をしてしまうことがあります。
しかし、それだけが下痢の原因ではありません。
そもそも抗生物質が処方されている時点でなんらかの体調の異常があるわけです。
感染症の中には下痢を引き起こす感染症も多く存在します
つまり、そもそもの体調変化が原因となって下痢が起こっている可能性もあるのです。

 

その他、飲食物の影響でも下痢が起こることがあります。
以下の飲食物を多く摂取した場合にはそれが原因となって下痢をしている可能性もあります。

 

高脂肪食、冷たい食べ物、乳製品、人工甘味料、硬水など

 

抗生物質の服用を続けるかどうかは医師に判断をゆだねましょう

あらゆる可能性を考慮した結果、下痢の原因が抗生物質の副作用であったとしましょう。
そうであったとしても場合によっては抗生物質を服用し続けるよう医師から指示があることがあります。
これはどのような細菌感染を対象として抗生物質が処方されているのか、またその時の体調によって判断が異なってきます。
ですから自己判断で抗生物質の服用を中止することはやめましょう

 

抗生物質がどうしても必要な病気である場合

抗生物質は多くの場面で処方されることがありますが、抗生物質が無くてもいずれは病気は治りそうだが抗生物質があった方がベターな場合や、抗生物質が無ければ重篤な状態になってしまう恐れがある場合など、抗生物質の必要性の度合いは場面によっても異なります。

 

抗生物質を服用しなくてもいずれは病気が治りそうな場合は、抗生物質を中止してもいいでしょう。
しかし、抗生物質が無ければ病気が悪化して重篤な状態となる恐れがある場合には、下痢を我慢してでも抗生物質を中止せずに使用し続ける必要があります。

 

それを判断できるのは医師だけです。

 

下痢が軽度な場合

下痢が軽度である場合には、下痢による体への悪影響よりも抗生物質による治療が優先され、抗生物質を継続して服用するよう指示がある場合があります。

 

抗生物質を続ける必要がある場合は整腸剤を処方してもらいましょう

抗生物質の服用中に下痢をしてしまっても、医師の判断で抗生物質を続けるよう指示があった場合には整腸剤が処方されて様子をみるケースが多いです。
むしろ抗生物質が処方される時点で、下痢の副作用を見越して整腸剤が前もって予防のために一緒に処方されるケースが多いです。

 

しかし、ここで気を付けるべきなのは抗生物質に耐性を持つ整腸剤を使用しなければ副作用の下痢を抑える効果があまり期待できないということです

 

抗生物質に対して耐性のある整腸剤でなければ効果がありません

整腸剤には、乳酸菌など整腸効果をもつ細菌が含まれています。
しかし整腸剤に含まれる細菌には、抗生物質で死んでしまう(抗生物質に耐性がない)細菌と抗生物質で死なない(抗生物質に耐性がある)細菌があります。

 

抗生物質を服用中には当然抗生物質に耐性がある細菌が含まれる整腸剤を服用しなければ整腸効果が得られません。
抗生物質に耐性のある整腸剤は、ビオフェルミンR、エンテロノンR、ラックビーR、ビオスリー、ミヤBMといったものが挙げられます。

 

市販の整腸剤では効果がないのか?

ちなみに市販薬の整腸剤には、抗生物質に耐性を持つものはほとんどありません。
市販のビオフェルミンを飲ませようとする人もいるようですがこれではあまり効果が期待できません。
しかし例外的にミヤリサンという商品がミヤBMと同様に宮入菌という整腸効果をもつ細菌が含有されているため、抗生物質服用中でも整腸効果が期待できます。
ミヤリサンという商品の他に宮入菌の1日あたりの服用量が多くなっている強ミヤリサン、生後3か月から服用できる粉末の新ミヤリサンアイジという商品もあります。

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